11月 262017
 

2015年に「Markdownエディタ色々」という記事で、Windowsのローカル環境で動作するMarkdownエディタを検討しました。

そのときは細かいバグや不満のあるHaroopadから脱却したかったのですが、他の選択肢がこなれていなかったので結局Haroopadの使用を継続する、という結果になっていました。当時ですらHaroopadの更新の遅さは気にしていたのですが、なんと、あれから一度も更新されませんでした。

GitHubでのコミット履歴を見ると、実質的に2013年から開発が止まっていることがわかります。たくさんの問題(Issues)報告があっても放置状態。未来がありません。

私もHaroopadを使い続ける気はない上、過去の記事がたまに参照されていて、未来のないツール利用者を増やすのも嫌だなと思い、改めてMarkdownエディタを再検討する記事をまとめることとしました。

やっとHaroopadを手放せる状況になったと思います。

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12月 282015
 

困った。

Jetpackの機能でMarkdown記法を利用して記事を書いています。ちょっとしたコードを載せるのに外部サービスを利用したり、いちいち文字参照変換してから投稿するのはナンセンスなので、Markdownのfenced-blockでコードを記述したものをそのまま貼り付けて、シンタックスハイライトが効いてくれると嬉しいわけです。

ただ、コードのシンタックスハイライトはJetpackとは別で用意する必要がありました。これがなかなか上手くいく方法がないみたいです。試したこと書きます。

要求は下記の通り。

  • JetpackのMarkdownと組み合わせて使いたい。
  • できれば、コメント欄でショートコード使いたい。

基本的にはトラブルを極力避けるために、保守されている(更新放置されていない)プラグインのみ信用する方針でいますので、あんまりマイナーなものを使う気はありません。

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10月 122015
 

(2017/11/26追記)情報が古くなったので新しくまとめました→Markdownエディタ再検討

以前にも書いたように、私は普段テキストを書く時はMarkdown形式(拡張子は一般に.md)をよく使います。エディタにはHaroopadを使っているんですが、最近Atomとか良い感じだよと聞いたので少し試してみて・・・結局、まだHaroopadでいいかなって思いました。

とはいえ、せっかくなので今のところの各エディタの印象を軽くまとめることにします。なんか最近リッチなエディタ流行ってますね。

前提条件として、イカを挙げておきます。

  • Windows上でローカルで動作する(Webアプリは対象外)。
  • 文字エンコーディングはUTF-8が使えれば問題ない。
  • リアルタイムプレビューが可能。
  • GFM(GitHub Flavored Markdown)に対応。
    • 改行の反映。
    • テーブルの記述。
    • コードブロックの記述。

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5月 172014
 

よくプレーンテキストでメモ書きとかするんですけど(そしてそれをGoogleドライブで同期させて複数マシンから扱えるようにしてる)、最近はMarkdownというマークアップ言語の記法に統一しています。プレーンテキストとしてもシンプルなので見やすく書きやすく、ビューアではもっと見やすくなる。バイト先では、RedmineのWikiでTextile記法も使ってるけど、あれは馴染まないです・・・。見出しの記法とか中途半端にHTMLを引きずってたり、空行を前後に入れないとダメとか気持ち悪い。Markdownは変に厳しくないのがいいですね。HTMLタグもそのまま書けちゃいます。

んで、ブログもMarkdown記法で書ければ、メモ書きからブログ記事にする手間が少なくなるので、今まで以上に更新しやすくなるかなと思い、対応させました。多分、大丈夫だと思うけど、この対応で過去の記事がMarkdownのつもりで書いてないのにMarkdownとして解釈されてしまう副作用がなければいいな・・・。今後はMarkdownで書いていこうと思います。

Markdownエディタ

Windows向けのMarkdownエディタはあまり良い物がないみたいですが、私はHaroopadを使ってます。マルチプラットフォームですし、日本語対応です。

導入が簡単ですぐに使えるものだと一番評判よさげかなと。手間を惜しまないなら、Sublime TextにMarkdown対応プラグインを入れるのがいいんですかね。気が向いたら試してみます。

Haroopadはエディタとプレビューで画面分割していて、その配置は変更できます。編集内容はリアルタイムにプレビューへ反映されます。エディタとプレビューのそれぞれにテーマ設定があり、エディタはフォントを別に指定することが出来ます。日本語対応のきれいな等幅フォントがいいですね。私はMeiryoKe_Console(メイリオをもとにして余白調整したMeiryoKeのうちの等幅フォント)にしています。プレビューはCSSの編集ができるので、フォントを変えたかったらここでfont-family指定します。

とまあ、シンプルで使いやすいです。GitHubによるSyntaxHighlightのための独自拡張の記法も使えます。バッククオート3個に続いて言語名を書いて、次の行からバッククオート3個の行が出てくるまでの複数行に適用されます。blockquote内でもMarkdown記法が有効なんで、サンプル示すのは面倒だから割愛。

行末で英単語が収まらないときに自動改行されますが、このとき全角文字も使ってると、自動改行されたところから文末までカーソル位置が見た目と一致しない問題があるのが気になるんですけども、それ以外はほとんど快適かなぁ。起動時に最大化できない、起動時に記法ヘルプが出ないといった細かい不満もありますが、最大化はWindowsキー+↑でできるし、記法ヘルプもスニペットのショートカットキーを覚えればいいのかなと。インデントの上げ下げはCtrl+[とCtrl+]ですね。ショートカットキー一覧があるので、それを見ればいいでしょう。

あぁ、あとは起動がもうちょっと早いと嬉しいのと、引用貼り付けができると嬉しいです・・・。

Markdown記法で投稿

割と最近(2013年11月)、WordPressが正式にMarkdownに対応したと思ったんですが、よく見たらWordPress.comの方でした。

WordPress.comを利用している人は、上の記事にあるような設定をすることで対応できます。

WordPress.comで採用されている機能は、インストールタイプのWordPressでもJetPackプラグインで使えます。私はこちらでMarkdownを有効にしました。管理画面→Jetpack→JetpackでMarkdownのところの「有効化」を押すだけ。無効にしたければ、「さらに詳しく」を押すと「停止」ボタンが現れるのでそれを押せばいいです。

使いそうなMarkdown記法の表示サンプルページを用意してみました。Haroopadが対応している拡張Markdown記法もいくらか試してますが、下線とかは使えないみたいです。脚注は使えるんですね。

Markdownエディタで記事を編集できると、そのままプレビューできるので、記事の編集がとても快適になります。リアルタイムプレビューできることも大きいですが、そもそも、以前「WordPressの管理画面に共有SSLを使う」にも書いた共有SSL対応でプレビューが使えない副作用を解決していない私にとっては、投稿画面外でプレビューできることはとてもありがたいんですよね。

これでブログ更新頻度を上げ・・・られたらいいなぁ(弱音)

(2015/12/28 追記)
シンタックスハイライトについては、「WordPressでMarkdown+シンタックスハイライト」という記事を書いたので、こちらを参照してください。

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