6月 162012
 

近年、UstreamやStickam、ニコニコ生放送など、個人で生放送ができるサービスが充実してきたためか、生放送ブームになっていると感じます。実際、楽しいものです、生放送。
私も気まぐれにやってたりやってなかったり。で、前に私がUstream上でゲームのプレイ動画を生放送した際に、どうやってんの?と聞かれたので、私の場合はこうしてるよ!っていうものをまとめることに。

しかし、いざ筆を執ってみると、これ初心者向けじゃないわ・・・ということで一旦、筆を置く。本当は難しい話ではないんですが、絡んでくる要素があまりに多くて、丁寧に一から十まで教えようとするととんでもない量になって書き終わりません。
ですので、基本的なことはぶっこ抜いて、私が使ってるのはこれだよという範囲に限定して説明します。ソフトの使い方とか懇切丁寧に説明してられません。経験が必要ですが、いちいち調べなくても見て使い方がわかるようになったほうがいいです(自分が何の操作をしたのかなるべく理解するよう心がけてください)。
わからないことがあったらまず自分で調べてください。どうしてもわからないときは質問を受け付けますが、USBって何?とか聞くようなレベルなら厳しいと思います。

まずは、こないだゲーム配信をしたときのアーカイブがあるので、こんな感じでできるよーという参考にどうぞ。ちなみに、今後の配信予定は完全に気まぐれです(Twitterでしか告知しません)。

Ustream.tv: ユーザー wizaman: PS2版コマミのX8体験版, ろくこんぼでPS2版コマミを頂いたのでX8体験版に初めて触れてみる. テレビゲーム…

これはろくこんぼのプレゼント抽選会で頂いたPS2版コマンドミッションに収録されてるX8体験版のプレイ動画です(最初は体験版を遊べるようにするアイテムを回収するために少しだけコマンドミッションもやってます)。残念な声入り配信ですが、無言だとまあ寂しいし・・・。ちなみに、独り言じゃなくてチャット相手に会話してます。私のようなトーク力のない人間は独り言で乗りきれません。チャットの人と話しながらプレイするのが生放送の楽しみです。

これから紹介・説明に入りますが、基本的にゲームが前提です。さらに言えば、映像はコンポジットかS端子で出力するものに限ります。おまけではPCゲームやお絵かき配信にも簡単に触れます。配信環境としてはWindows環境しか知りません。また、Ustream以外の配信サービスについても調べてないのでわかりませんが、だいたい同じだと思います。

配信の基礎から知りたい人は以下のサイトを参考に。ここが一番わかりやすくて、情報の範囲も広くよくまとまってます。

VIPで初心者がゲーム実況するには@ Wiki – トップページ

配信の構成

全体像を最初に説明しないと混乱すると思うので構成の話から。

普段私が使ってるデスクトップマシンはOSがWindows Server 2008 R2(学生はDreamSparkからタダで入手可能)という一般ユーザーが使うようなOSではないのですが、Windows 7のようなものと思ってください。しかし、7対応ソフトやデバイスは全て無条件に使えるということもなくて、使えるものもあれば使えないものもあるという使ってみなければ分からない不安があります(大抵のものは使えるんですけどね)。で、まず今回使うキャプチャーユニットが使えませんでしたので、現状では、OSを変えないと私はキャプチャーユニットを使った動画配信ができません。したがって、ノートPCから配信することになります。

私のネットブックではスペックが貧弱すぎて配信に耐えられないので(ゲーム画面の表示は低負荷で問題ないですが、配信の負荷が高すぎる)、親のノートPCを借りてました。その都合で気軽に配信できなかったりしましたが、最近、性能の良いノートPCを買ったので、今後は暇を見つけて色々やるかもしれません。

今回、使用するキャプチャーユニットで対応しているのはコンポジットあるいはS端子です。コンポジットは黄白赤の3色ケーブルのうち黄色。S端子は黄色の映像出力ケーブルが黒いやつです(かなりアバウトな説明)。S端子の方が画質がいいので、できればこっちで統一したいところ。コンポジットもS端子もイマドキのものではなく、SD画質というやつで解像度が低いですが、手頃に扱えるので今回扱うのはこれだけ。映像出力の分配はしてません。

配信するときは配信対象の画面を大きく取りたいでしょう。ちっちゃい画面でゲームしたくないですよね。なので、2画面環境で配信することを考えます。環境の構成としては次の2通りが考えられますね。

1.PCディスプレイ2台を用いる方法。片方にゲーム画面を表示する
2.PCディスプレイ1台とテレビ1台を用いる方法。ゲーム画面はテレビに映し、画面出力を分配してPCにも持ってくる

我が家は未だに箱型テレビでしかも不調(近々、買い換えます)なので、PCディスプレイの方がずっと表示が美しいです。なので、前者一択。後者は映像出力の分配が必要となるので面倒ですね。

配信に使用しているソフトですが、ゲーム画面の表示とビデオ出力(PC内での話)にアマレコTVを使い、ビデオ入力の切り替えが可能なManyCamを間に挟んで、Flash Media Live Encoderで配信しています。
ゲームの音とマイク入力のミックスにはサウンドミキサーは使わず、アマミキ!で音量調整しつつミックスし、仮想サウンドカードとしてYamaha NETDUETTO βを通して音声出力とします。

基本的にはそんな感じ。それぞれについて詳しく書くのはあとにして、今は下図のような構成で配信やってます。あとで気づきましたがフルHDの解像度間違えてますね。横は1980でなく1920です。

20120616_01

ついでにPC周辺の写真も載せておきますね。ただし、これは新しいノートPCです。ディスプレイはHDMI接続し、マイクもアダプタ使ってUSBで接続してます。ディスプレイの上で光ってるのはWiiのワイヤレスセンサーバー(非公式製品)。

20120616_02

右のディスプレイだけ凄く時代を感じます(貰い物です)。スペースは広くないですが、ちょっとはみ出せば21.5型ディスプレイをもう1台買って右のディスプレイと置き換えることができますから、将来的にそうしたい。虫が飛んでると非常に気に障るので、手元にアースジェットは必須です(配信時に虫が飛びまわるトラブルの回避になるかも?)。PC用スピーカー(写真より上の位置にあります)は普段はデスクトップマシンで使ってますが、配信時はノートPCに付け替えてます。デスクトップマシンは配信確認用に使うのでイヤホンで音を聞くようにすればマイクが拾ってしまうことはありません。

机とは反対側(正確には写真の方向から見て右手前側)にテレビやらゲーム機やらが置いてあります。ゲーム機はいちいち取り出すのも面倒ですし、足下に置くのは不安ですので、ゲーム機の位置はそのままに、音声・映像出力ケーブルやセンサーバー(Wiiの場合)をこっちに持ってきます。マイクは集音性が良かったので、置き場所は特に考えてません。

写真では左のディスプレイはノートPCからの出力(ゲーム画面)を表示していますが、画面横のスイッチで入力切替できますので、これだけで簡単なAVセレクターのようなものですね。デスクトップマシンでは上手く配信できてるか確認したり、チャットの状況を確認したりします(右のディスプレイ)。

次から各項目についてもう少し突っ込みます。

環境

一番重要なのはマシンスペックキャプチャーユニットかなぁ。次点でマイクが気になりますが、マイクは一発で自分の理想に出会うのは難しいと思うので、最初は安く済ませて、慣れてきたらすこしずつ改善するぐらいの気持ちでいいと思います。私もかなり買い物に失敗してます。

色々買うとUSBポートやコンセントの数が不足するかもしれませんし、マイクやスピーカーのケーブルの長さが足りないかもしれません。そういうときはまた追加で買い物が発生するので、快適な環境を揃えたかったら多少の投資は覚悟しましょう。ちなみに、スピーカー出力、マイク入力、ライン入力はどれも同じ構造をしてるために、同じ延長ケーブルが使えます。

スピーカーについては今使ってるもので十分な音質があるので特に調べてませんし、ここでは触れません。高性能で安価な人気商品はアマゾンで検索上位に出ますし、レビュー見ながらてきとーに買ってよさそうな気もします。

配信用マシン

今まで配信に使っていたマシンは、FujitsuのLIFEBOOK AH52/C(型番FMVA52CRJ2)。参考としてスペックを書いときます。今後はもっと良いマシンで配信します。

OS:Windows 7 Home Premium 64bit
CPU:Intel Pentium P6200(動作周波数2.13GHz)
メモリ:4096MB
HDD:640GB
ディスプレイ:15.6型ワイド
解像度:WXGA (1366×768)

配信にはそこそこマシンパワー使います。ここで紹介する配信の構成はこのマシンスペックでギリギリ動くように構成したものです。同じ方法を試しても性能が足りなくて安定しないようであれば、Flash Media Live Encoderを使った高画質配信とか妥協する項目を検討してください。
声入りの配信をしたい場合、サウンドミキサーの有無が重要ですが、先にも述べたように私は使ってません。詳しくは後述しますが、ミックスには別の方法を取っています。その方が私は扱いやすいと思ってます。

ちなみに、今後使う予定でいるマシンはToshibaのdynabook R731/37EB(型番PR73137ERFB)。スペックは次の通り。

OS:Windows 7 Home Premium 64bit
CPU:Intel Core i5-2520M(動作周波数2.50GHz、最大3.20GHz)
メモリ:8192MB(増設しました)
HDD:640GB
ディスプレイ:13.3型ワイド
解像度:WXGA (1366×768)

欲を言えばCore i7がいいなーとかSSDがいいなーとかはあるんですが、値段が跳ね上がるのでここらへんで・・・とはいえ、我が家のパソコンでは一番優秀。小型で軽量(1.4kg)でこの性能だから、ええんじゃないでしょうか。ディスプレイがノングレアなのも個人的に重要ですが、視野角はあんまり良くないかな。
ちなみにメモリは増設しました。値段が全く違うので、メモリを買う場合はバルク品を買うといいでしょう。

ディスプレイ

ノートPCの画面をメインとして、ゲーム画面表示用の大きなディスプレイをサブとして使います。で、そのサブディスプレイなんですが、私は21.5型「BenQ GL2250HM」を使ってます(デフォルトの輝度が目に痛すぎるので15まで落としてます)。フルHDディスプレイでも1万ちょいで買えるんですから、どうせならでかい画面買いたいところ。フルHDの解像度は1920×1080で、アスペクト比16:9のワイドです。
ディスプレイにはグレア(光沢あり)ノングレア(光沢なし)がありますが、これはノングレア。グレアは光の反射で目が疲れるし、残念な顔が映り込んで気分が悪くなるので私は使いたくないです・・・まあ、この辺は好みで選びましょう。BenQのGLシリーズは安価、ノングレア、低遅延といった感じでゲームをするのにちょうどいいディスプレイらしいです。


大体のPCがそのままで2画面まで表示できるはずです。映像出力のインターフェース(接続部分)を確認して対応するケーブルを買いましょう。一般のノートPCならD-Sub15ピンはあるでしょう(最近ならHDMIも)。デスクトップマシンはD-Sub15ピンとDVI-Dが1個ずつあるかもしれません。
ちなみに、上で紹介したBenQはD-Sub15ピンケーブルとDVI-Dケーブルが1本ずつ付属します(HDMIケーブルは付いてません)ので、長さが足りていれば別に買う必要なし。解像度はフルHD(1920×1080)ですが、DVI-Dケーブルはシングルリンクで十分です。ケーブル類も安く済ませしょう。D-subはアナログ信号なので、可能であればDVI-DあるいはHDMIによる接続を勧めます。こちらはデジタル信号なのでドットがくっきりし、画質が落ちません。

ちなみに、上のディスプレイはデスクトップマシンで普段使ってるものですが、デスクトップマシンとはDVI-D接続し、ノートPCとはD-Sub15ピン接続してます(今後はHDMIを使う予定)。先にも書きましたが、ディスプレイ側のボタンで入力切替ができるので、ケーブル挿しっぱなしにして適宜切り替えて使うことができます。

映像出力の分配

私はやったことないので、あまり参考にならないかもしれませんが、ちょっとは調べましたので、映像の分配についても触れてみます。

映像出力の分配には、いくらか方法が考えられます。基本的には以下のいずれかの製品を使うことになるでしょう。

 ・分配器(スプリッタ)
 ・2出力以上のAVセレクター
 ・分配ケーブル

この中では分配ケーブルが一番安いですが、アナログ信号の場合(コンポジットやS端子など)、信号が弱くなって暗くなることが考えられます。つまり、やってみないとわからないのであまりオススメはしませんが、安いので失敗してもいいという覚悟で買うのはありですね。

コンポジットの分配器(あるいは2出力以上のAVセレクター)だとこの辺が使えるでしょうか。


S端子対応だと後者の高額な商品になりますね・・・。安いものを選ぶと以下のようなものがありますが、電源取らないせいか分配に使うと映像が劣化するようです。


分配を行う場合、ケーブルをまた別に買う必要があるでしょう。ケーブルを買う際、差し込む方(オス)と差し込まれる方(メス)の組み合わせの問題に悩まされるかもしれません。必ず必要なケーブルの種類はよく確認しましょう。上手い組み合わせが見つからなければアダプタを探しましょう。

また、キャプチャーユニットがパススルー出力に対応している場合、それだけで分配機能を果たしているので、あとは出力用のケーブルを買うだけで済みます。しかし、その出力形式に出力先のテレビが対応してるかとか確認する必要があります。

キャプチャーユニット

PC本体にキャプチャーボードとして組み込むのもいいですが、取り外し可能なUSB式のほうが扱いやすいと思います。特にノートPCなら基本的にUSB接続しかできないでしょう。
また、詳しいことはわかりませんが、ハードウェアエンコードのものだと遅延があるらしく、PC画面を見てプレイするのが難しくなりますので、映像出力の分配が必要になります。それでまた余計にお金がかかってしまうのは嫌ですし、さらにハードウェアエンコードはアマレコTVで使えないので、できる限りソフトウェアエンコードの製品を選びたいところ。

S端子/コンポーネント入力をもつUSB接続でかつソフトウェアエンコードタイプのものとして「GV-USB2」があります。大抵の人はまずこれを使い始めるでしょうし、私が今使ってるのはこれだけです。

持ってるゲーム機それぞれのS端子ケーブルは揃えました(SFC・N64・GC、Wii、PS2、PSP)。また、GCのゲームボーイプレーヤーもありますので、GBやGBAの配信もできます。大抵のものは配信できますね。PSPは3000モデルだけ外部出力に対応していますが、周りに黒枠ができるので、アマレコTVでクロッピング設定をします。
あまり説明されてない気がしますが、GV-USB2のビデオ設定から鮮明度を最大にしたほうが文字とかくっきりするのでオススメです。

余談。近いうちにPS3を買うつもりでいますが、そしたらHD画質でのキャプチャも検討します。HD画質のキャプチャーユニットについては以下のサイトがやはり詳しいです。メモリ4GBの壁やPS3のHDMI出力に対するHDCP保護については知っておかなければいけませんね。どっちも厄介な問題です。特に前者は製品の仕様表を見てもわからないんじゃないかなぁ・・・購入する前によく調べておくと良いです。

VIPで初心者がゲーム実況するには@ Wiki – HDキャプチャーボード

USB接続がいいんですが、ざっと見た感じでは理想的なものはまだないなぁ・・・。HDMIで統一したい(大体の製品が対応してるのこれだしデジタル信号で画質いいし)のですが、HDCP解除は怪しいのでPS3のHDMI接続によるキャプチャは諦めるしかなさそう。
私の新しいノートPCにはUSB3.0ポートが1つありますので、USB接続でソフトウェアエンコードタイプの「Intensity Shuttle」が一番扱いやすそうかと思いましたが、調べてみるとマザーボードの性能など条件が多くて素人が手を出すシロモノじゃないようです。ぐぐってみてユーザの情報が十分に得られないものは買い物に失敗しそうなのでスルー対象ですね・・・。

HDMIを2分配して、片方をテレビに、もう片方を以下のようなダウンコンバータを介してGV-USB2に繋げて配信時の画質をSD画質で妥協するのが最も安価で最も確実でしょうかね。コンバータもちゃんと検討したほうがいいでしょうけれど(PS3ならHDCPの制限を受けるかも?)。

ところで、私はマカーじゃないので話題にしませんが、もし、Macの人だったらこの辺のキャプチャーユニットを買うんでしょうか。


やや高めの印象・・・ところで、美男子の捕獲術ってなんぞ??

マイク

必ずダイナミックマイクではなく、PC用のマイクプラグインパワー方式などと呼ばれるPC側から電源供給するタイプ)を買ってください。店頭なら店員に聞くのが手っ取り早いでしょう。
マイクはPCとの相性問題が激しい(内部ノイズとか電力とか)ようなので買って試すことの繰り返しになるかもしれません。必ずしもレビューが参考になるわけではないです。

ノートPCなら普通は内蔵マイクがあると思いますが、こないだの配信で私が使ったのはソニーの「ECM-PC60」。安いマイク使ってたら音もそれなりだったので価格やレビューを参考にこっちに乗り換えました。

すごく小さくて場所を取らず、スタンドもなかなかいい感じですが小さいので高さはないです。音質は今まで使ってきたものと比べるとやはり全然違います。集音性も素晴らしく、マイクの位置取りはあまり気にしてません。
マイクはヘッドセット型スタンド型かという選択もありますが、私は今まで使ってたヘッドセット型を身に付けると邪魔に感じたし、ゲームの音はスピーカーで聴きたいので、スタンド型にしました。上の商品だとクリップを使用してピンマイクとしても使えますが、やっぱりコードが気になるので私はスタンドで使います。
大抵のマイクはマイク入力につなげば使えます。USB接続のマイクを使うのもアリですが、こっちについてあまり詳しい情報は見かけないですね。私もよくわかりません。ただ、USBマイクはステレオミキサーの対象になりませんので注意(私と同じミックス方法なら問題ありません)。

マイクを使う上での最大の問題がノイズなのですが、ノイズはある程度抑えることができても、なくならないことを知っておいてください。PC内部でノイズが乗ったりしますから、マイクだけでどうこうできる問題じゃありません。環境によってはノイズキャンセルなどの効果が使えるかもしれませんが、ノイズが消せても、ノイズ以外の音も巻き添えになって音がこもった感じになったりするので、使うかどうかは試してみてからの各自の判断になります。ちなみに、私はノイズキャンセル使ってません。

マイクブーストとかPC側の設定で入力音量を上げることも基本ですが、この場合、ノイズも大きくしてしまうので、ノイズも目立つようになります。あまりにノイズが邪魔なようでしたら、より良いマイクを買うとか、マイクアンプかUSB接続のオーディオインターフェースを買うとかしましょう。

マイクアンプをはさむとPC外で音量を上げてからPCにマイク入力が届くのでノイズを増幅しません。マイクアンプは「AT-MA2」が人気のようです。

VIPで初心者がゲーム実況するには@ Wiki – AT-MA2の使い方

PCとつなぐにはオーディオケーブルを買わないといけないようですね。しかも、マイク入力ではなくライン入力として繋ぐことになります。PCによってはライン入力はないので、その場合は別のデバイスを経由させなくてはいけません(また別にお金がかかる・・・)。マイク入力端子とライン入力端子が兼用の場合もありうるので、使用者が単に気付いてないこともありえます。兼用の場合はどっかで操作して切り替えます(PCの説明書に書いてないかな?)。

それでも、ライン入力がない人は、まずUSBオーディオインターフェースを使う選択でいいんじゃないかな・・・。
オーディオインターフェースでは「Sound Blaster X-Fi Go! Pro」が安価で性能もよく人気のようです。サウンドミキサー機能もあるし、ボイスチェンジャーも付属。ただし、これも相性問題でノイズ問題が解決するとは限りません。

私はサウンドミキサー機能は使わないし、ボイスチェンジャーも興味はあるけど必要ではないので、ケチって、似たようなものとして下の商品「PL-US35AP」を買ってみました。オーディオインターフェースとは違ってアダプタ(変換器)の位置付けのよう。こちらにはサウンドミキサー機能はありません。また、USB接続なのでサウンドミキサーの対象にならないので、ここで紹介するアマミキ!と一緒に使いましょう。

実際に使ってみたらマイク入力に接続した時のザーという音のノイズはなくなりましたが、今度はピーという音のノイズが目立つようになりました。こっちのほうが耳障りで、このままじゃ使い物になりません。しかし、これもPC内部で発生した何らかの雑音が由来のようで、製品の問題ではないことを確認しました。マイク接続部を手で触るとピーというノイズが消え、その他のノイズもほとんどなくなります。デスクトップマシンに接続した場合では、ディスプレイの電源プラグから伸びてるアース線を手で触ることでもノイズの低減が確認されました。今回のノイズはこのようにアースを取らないと解決しないようです。めちゃくちゃ環境依存の問題ということですね。
同じ問題がSound Blaster X-Fi Go! Proにも言えそうなので、そっちに乗り換えるっていうのはちょっと恐ろしくて出来ないです・・・マイクアンプで増幅してライン入力に繋ぐ場合は大丈夫かもしんないけど費用が嵩むので保留。

さて、どうやってアース取りましょうねっていうことになるんですが、めんどくさくなってとりあえず放置です(えー)。ちょうど、洗濯機の近くにアースがあったので、私の場合はここに繋げればいいんだと思いますが、そもそも、ノートPCにアース線ついてないのでお手上げです。配信中にずっと金具を触ってるわけにも行きませんしね・・・。
しかし、新しく買ったノートPCでは驚くほどノイズが入らないんですよ、これが。運が良く問題解決したわけですが、なかなか使い所に困る製品ということは頭に入れておきましょう。

PL-US35APについてもう少し突っ込むと、プロパティの「カスタム」タブにAGCと言う項目がありますが、これにチェックを入れると入力音声を自動で増幅します、多分。これによって何も喋ってない時でもノイズが強くなったりするので音量足りてるならチェック外すのが無難かも。
また、製品にミュートボタンがついてますので、これを押すことによってマイクのミュート切り替えが簡単にできます。

私の方では問題ないのですが、USB接続時、間にバスパワータイプ(USBから電源確保)のUSBハブを挟んでいて電力不足が想定される場合、セルフパワータイプ(ACアダプタを使用して電源確保)のものに変えると良いかもしれません。もちろん、これで解決するかはまたわかりませんが。セルフパワーのUSBハブとしては以下がオススメです。マグネットが付いてるので金属ケースとかに固定できるのがすげー嬉しい。

マイク問題は本当に面倒です。欲しくなったら少しずつ買い足す感じでいいでしょう。ニコニコ動画に投稿されてる実況動画なんかは、一度録画・録音したものを編集してから公開する手間をかけることができる(ゲーム音声とマイク音声の別撮りも可能)ので、その過程でノイズを減らすことができます。生放送では編集の手を加えられないのがつらいですね。

Wiiのセンサーバー

Wiiのセンサーバーが届かない場合は、非公式の製品でワイヤレスセンサーバーとか延長ケーブルとかあるので、そういうのを買うといいでしょう。私は線が宙に浮いて危なかったので、以下の製品を買ってみました。

アマゾンで見た限り、電池なしで動作するのは他になかったのでこれを選びました。電池でも動作するし、USB接続(※この時、電池抜けって書いてある)でも電源供給ができます。USBケーブルはWiiに繋げと書いてありますが、電源持ってくるだけが目的ですのでPCで問題無いです(ただの電源なのでドライバのインストールもありません)。

動作中のセンサーバーにカメラを向けてみればわかりますが、両端に赤外線LEDがあり、それをWiiリモコンが検知してセンサー機能を実現するそうですので、このようにセンサーバーがWiiと独立してても問題ないわけです。センサーバーって名前してますが、実はセンサーじゃなかったというのは面白いですよね。

レビューにテレビのリモコンと干渉するとか書いてありますけど、私は問題なかったです。それよりも、誰も触れてませんが、ど真ん中の電源/オフタイマーランプの主張が強くてやや鬱陶しいことの方が気になります。電池残量がなくなっても分かる仕組みですが、USB接続だけで使おうと思うので関係ないですし・・・。何かで覆ってしまうのもありですね。センサーに利用されるLEDを隠さなければOKです。

配信に使うソフト

ここまでハードウェアの話でしたので、ここからはソフトウェアの話に移ります。

アマレコTV

ソフトウェアエンコードタイプのキャプチャーユニットを使っている場合、PC画面に表示するソフトはこれ一択です。付属ソフトよりも高機能で使いやすいはずですし、何より遅延が小さいのが嬉しいところ。さらに配信機能に対応しているため、デスクトップキャプチャを使わずゲーム配信ができます。
USB接続するデバイス(今回はGV-USB2)などはあらかじめ接続した上でソフトを起動してください。デバイスが認識されません。

画面に黒枠が出てくる場合、気になるならクロッピングで取り除きましょう。しかし、ゲーム機単位ならいいんですが、起動するゲームによっても黒枠の大きさが変わってしまいます・・・いちいちソフトごとに設定するのめんどくさいんだけど、どうにかなんないのかなぁこれ。テレビに出力するときは出ないのにね、不思議。せめて保存したクロッピング設定にどのゲーム用の設定か名前を付けられたら良かったんですがねぇ・・・。

それから、アマレコTVは拡大して配信する機能はないようなので、出力サイズは大きくし過ぎないようにしましょう。デフォルトでは512×384です。PSPのクロッピングは特に注意。配信の出力サイズを変更した場合、ManyCamとか再起動してアマレコTVを再認識させる必要があります。

アマミキ!、Yamaha NETDUETTO β

ステレオミキサーのある環境とかない環境とか分けて考えるのが面倒なので、もういっそサウンドミキサー使いません。その代わりとして、「アマミキ!」仮想サウンドカードを導入します。仮想サウンドカードにも色々ありますが、私は「Yamaha NETDUETTO β」を使っています。シンプルで扱いやすいです。

アマミキ!では最大4つの音声入力をミックスし、これを仮想サウンドカードに配信します。すると、仮想サウンドカードを音声入力に設定すればミックスされた音声が得られるわけです。アマミキ!は単にミックスするだけでなく、各音声入力のボリュームを増減させることができ、各音声入力の配信のオンオフも切り替えられるので、音声バランスの調整がしやすく大変便利です。

ゲーム音声の入力にはAmaRec Audio Captureを選べばいいですが、Vista/7ならAmaRec Core Audio Captureを選ぶことでPCのスピーカーで再生される音を拾えます。つまり、BGMを流すとかできます。

ManyCam

映像出力ソフトと言えばいいのでしょうか。映像入力の切り替えに対応したものを他に知りません。他の映像入力から映像を持ってきたり、ローカルに保存されている画像や動画を流したりすることができます。簡単なものですが字幕表示とかも対応。他にも簡単なデスクトップキャプチャ機能も搭載していて、配信に便利なことの多くはやってくれます。

今年の5月にメジャーアップデートして、3.xバージョンになり、新しいUIデザインが使えるようになり、細かい設定も追加されたのですが、動かしてみたら旧バージョンより明らかに重かったのでマシンパワーに余裕がなければ使わないほうがいいです。しかし、公式サイトに旧バージョンを置いてなさそうなので、「manycam 2.6.65 download」とかでぐぐって頑張って見つけてください。

旧バージョン(2.x以前)ではFPSは20か25ぐらいで頭打ちするのでその辺で固定だと思うのですが、どこかに明記されてるのかなぁ。新バージョン(3.x)であれば最大30FPSまで指定できるようになってます。ゲーム配信では20FPS以上は欲しいですね。新バージョンでは音声入力にも対応したようですが、アマミキ!のほうがずっと優秀なので使う予定はないです。一応、設定項目でチェック外してます。

(2014/06/18追記)
バージョン4.0.94(2014/05/29リリース)より、無料版では画面右下のウォーターマーク(透かし)が消せなくなりました。

SCFH DSF

普段使ってませんけど、デスクトップキャプチャではこれが一番優秀。レイアウト機能が強力ですが、画面操作してるところを配信するとかっこ悪い気がするので、私ならManyCamと組み合わせて使います。
このソフトについてはおまけのお絵かき配信についての説明で少し触れます。ちょっと面倒事があります。

Flash Media Live Encoder

高画質配信ソフト。設定が済んでいれば、コンソール版を使うこともできますが、劇的に負荷が軽くなってるかというと微妙な気がするので、普通にGUIアプリケーションでいいんじゃないでしょうか。
映像入力にManyCam、音声入力に仮想サウンドカードを選択し、画質や音質はマシンパワーや回線速度との相談になります。何度も試して調整の繰り返しです。

LimeChat2

UstreamのチャットはIRCに対応していて、IRCクライアントからチャットに参加することができます。LimeChat2はIRCクライアントの1つです。Ustreamから参加するより軽量で安定して動作するのでオススメです。
かなりマシンパワーが必要だと思いますが、NicoLimeを使ってチャットコメントを画面上に流すこともできます。この場合、デスクトップキャプチャする必要がありますので、アマレコTVを映像入力に使えません(デスクトップキャプチャの負荷もかかります)。

録画について&Ustreamについて

アマレコTVとFlash Media Live Encoderには録画機能がありますが、Ustream側にも録画機能はあります。ただし、Ustreamの録画機能は3時間まで有効です。3時間に達すると自動で録画を終了し、保存されます。3時間以上の録画を残したい場合、自分でタイムキープして、3時間以内で区切って録画を分けましょう。アラームとか用意しておいたほうがいいです(携帯に入ってるでしょう)。
ローカルで録画したい場合には、アマレコTVでAMV3コーデックを利用するのが低負荷でいい感じです(無償利用では画面隅にロゴが入ってしまいますが)。圧縮レベルは可逆のものにしておけば画質の劣化はないです。

また、配信画面(ブロードキャスター)で「新しいブロードキャスターを試す」とありますが、試してみたところ、それはクソであります。何がクソかって、まず、モニター(プレビュー)の停止ができません。チャット欄が横に出るため勝手にチャットに参加します(IRCクライアントでのログインを後回しにすると衝突する)。この辺、任意に切り替えられるようにして欲しいところ。そして、何より、録画の保存時に勝手に動画の縮小版が自動再生されます。PCの音を拾っている場合、これだけで放送事故です。誰がこんな物使うかw
というわけで、従来のブロードキャスターを使いましょう。負荷もこっちのほうが軽い気がします。

おまけ:PCゲームorお絵かき配信

私はお絵かき配信についてはテスト配信すらしたことないんですが、私がやるならこうするよって話として。ついでにPCゲームについてもまとめて取り扱います。個人的には面倒なのであまりやりたくないです・・・理由は説明の中に出てきます。

当たり前ですが、PCゲームもイラスト制作ソフトも動画配信の機能を持たないので、デスクトップキャプチャを使うしかないわけです。この方法の都合の悪いところは、キャプチャ対象の領域が大きければ大きいほど、負荷が高いということです。先に紹介したアマレコTVを用いた方法では、入力映像を拡大して表示しても、ビデオソースとしての出力は拡大された結果ではなくて入力されたものをそのまま用いているため処理に余計な手間が入らず負荷が小さく済んでます。

今まで、大きな画面でゲームしたいよね!って話で進めてたので、選択肢は他になかったわけです。デスクトップキャプチャはあくまで画面の一部を配信するものと思ったほうがいいと思います。ゲームだとカクつくのは致命的ですが、お絵かき配信なら処理が重くてFPSを下げることになっても、あまり気にしなくていいと思います。
一番厄介なのがPCゲームの配信で、ゲーム自体の処理もそのPCで行うため、かなりのマシンパワーが必要になります。自分のサークルのゲームを配信してみたことがありますが、かなりきつかったです・・・。

デスクトップ配信の方法を取ると、快適な作業(場所取り)と快適な配信(高画質&高速)がトレードオフの関係にある感じです。なので、大体の人はウインドウサイズをある程度小さなサイズにして配信することになると思います(PCゲームならウインドウモードで動かす)が、手作業でウインドウサイズを変えるとアスペクト比が上手く調整できないので、補助ソフトを使います。私が使ったことないので使い方は紹介記事を参照してください。

インターネット中継するための,配信のキホン:第2回 Ustream.tvでお絵描きの模様を高画質配信してみよう|gihyo.jp … 技術評論社

ビデオソースの切り替え役として使ってたManyCamですが、実はこちらにもデスクトップキャプチャ機能があります。特にこだわらない場合はこれを使うのが簡単でしょう。しかし、特定のウインドウ領域を正確に切り取ってキャプチャするとか、複数領域を自由な位置・サイズで配置する(レイアウト)とかしたい場合はSCFH DSFを使います。SCFH DSFの出力をManyCam側からビデオソースとして選択するという構成でいいでしょう。

そこまでパフォーマンスに余裕がないなら、ManyCamを諦めて、Flash Media Live Encoderに直接SCFH DSFを指定したほうが軽くはなりますが、ManyCamのビデオソース切り替えの恩恵を受けられないとなると、画面上の操作が丸見えだったり一部見えてしまったりするので、動画としてちょっと残念な感じに・・・。なるべく映り込まないように作業しようとすると、キャプチャ領域に余計なものを重ねられないので、その領域がすごく邪魔になるわけです。一方、ManyCamならビデオソース切り替えで画像や単色の指定もできるので、一時的にデスクトップを隠すとか簡単にできます。そういう配信のストレスも減らせるのでManyCamはできるだけ使いたいですが、どこまで気にするかという問題でもあります。

SCFH DSFを使いたいなら、ここでは詳しい使い方は説明しませんが、マルチディスプレイで動かすときの注意を確認します。
SCFH DSFの最大キャプチャサイズはどうやらメインディスプレイの解像度に一致するようです。たとえば、私のゲーム配信環境のようにノートPCをメインディスプレイにして、大きなフルHDディスプレイをサブにすると、最大キャプチャサイズはノートPCの解像度に依存するため、サブディスプレイの大画面が活かせません。気付きにくい仕様ですが、そういうことなので、でかいディスプレイをメインにするか、メインディスプレイの解像度を考慮に入れてウインドウサイズを決定しましょう。
フルHDサイズをキャプチャすると負荷がとんでもないと思いますが・・・まあ、やってみないことにはわからないですね。

配信は常にマシンのパフォーマンスとの相談になりますので、何度も何度もテストしてみるべきです。Ustreamの録画機能を使えば1台のPCでの配信でも、テスト確認は容易でしょう。PCが複数あれば、確認用に1台使うのが圧倒的に楽です。

おまけ:WEBカメラを利用してDSのゲーム配信をする

せかっくなので、ここまで書いたら徹底的に書くぞー!ということで、DSの配信についても触れてみます。

DSは公式に画面の外部出力機能を提供していません。流星のロックマンシリーズの公式大会では大きなディスプレイで画面の様子が確認できましたが、あれは市販されてない特別な機器が用いられていました。企業向けのもので、一般人が趣味で使えるものじゃありません。

そこで、DSのゲームを配信する(映像出力を得る)には、別の方法を考えなければならないのですが、以下の2つが考えられます。

1.WEBカメラで直接画面を撮影する
2.DS本体を改造して外部出力できるようにした偽トロキャプチャ(自作するのが普通かな?)と呼ばれるものを用いる

後者は機材がないので私は試してませんが、直接画面出力を持ってくるので、ゲーム画面と全く同じ映像が得られます。初期DSまたはLiteを改造しますが、自作するにはちょっとした電子工作が伴いますので、やや面倒。製作代行してる人はいますが、自分で作れるなら作った方が確実で安全だと思います。いずれにしてもそこそこの軍資金が必要です。

さて、今回は一番手軽なWEBカメラを利用する方法でいきます。WEBカメラは店頭でてきとーに買ったものを使ってますが、DSの画面を撮るぐらいならあまり解像度(画素数)いらないでしょう。

ということで、私が使ってるのはこれですが、もっといいの買えばよかったかなぁと思ったり。買い物って難しい・・・。
画質はDSの画面を見る分には確かに十分なのですが、ちょっと動きがあるとすぐオートフォーカスが働いて全体が一瞬ぼやけるのでイライラします。このカメラに限らず、ゲーム配信に使うのであれば、オートフォーカスは切って焦点は手動で合わせるのがベストでしょう。ついでに明度を調整し、鮮明度は最大でいいでしょう。

さて、WEBカメラで直接撮影する場合は、偽トロキャプチャと比較し次のような問題があります。

・画面に表示されたものを撮影するので画質に難がある
・DSの画面の視野角の問題?で、画面中央は明るく、端っこは暗く見える
・プレイヤーの顔とDS本体の間にカメラが入り込むのでプレイの妨げになる
・反射でプレイヤーの顔とかが映り込むので、反射を無くしたい場合は暗室にする必要がある
2画面配信に向かない
DS本体およびWEBカメラを固定する方法が別に必要

かなりクセがありますね・・・2画面どっちも大事っていうゲームだと考えものです。上画面と下画面それぞれ撮影するためにカメラ2台用意すると邪魔でプレイにならないんじゃないかな・・・。流星1とか上下画面使うのでつらいですが、ゼクスぐらいならまあよしというところでしょうか。このようにソフトを選ぶことになってしまいます。どうしても2画面映したかったら偽トロキャプチャーを入手したほうがいいかもしれません。

次に、DS本体とカメラの固定方法を考えましょうか。DSの固定にはスタンドを使うのが簡単でしょう。


ただ、スタンドは、ものによってはスタンドに乗せたままボタン操作することは多分想定されてなくて、高さが足りないかもしれません(3DS付属の充電スタンドとか)。その場合、スタンドに固定したまま手で持つことが難しいので、スタンドは安定した台の角に固定して、手を浮かす余裕を作るといいんじゃないでしょうか。スタンドの固定はビニールテープとか?
カメラの固定は、以下のようなクリップアームを使うと良いです。位置調整が難しくてすごく地味な作業になりますが。

そして、ゲームの音声についてですが、マイクからとってもいいですが、綺麗な音で取りたければイヤホン端子から持ってきましょう。間違ってもPCのマイク入力に繋がないこと。ライン入力に繋ぐのが正しいです。ライン入力がない場合は、マイクのとこで説明したオーディオインターフェースを使うか、ピンケーブル(赤白のやつ)へのアダプタを用いてキャプチャーユニットに渡すことでもできます。

配信の仕方は入力ソースを変えるだけですね。ManyCamの映像入力をWEBカメラにすればOKですが、確認用にアマレコTVの映像入力をWEBカメラにした方がいいかな。後者の場合、ManyCamの映像入力はアマレコTVのままです(1つの映像出力を複数の入力につなぐことはできないので)

おしまい

以上です。説明範囲を絞りましたが、それでも3回ぐらいに分けるべき内容だった気がします・・・。

なんか色々あるんだなーと思いますでしょう?
それでも、なかなか手頃な価格で期待する性能の製品がなかったりして大変なのもわかると思います。配信のためだけの製品にあまりお金かけられないですよねぇ・・・もっと需要が大きくなれば、いい製品が出てきたりするんでしょうけれども・・・。
まあ、最低限必要なのはキャプチャーユニットだけですので、何度も言いますが少しずつ環境を改善していくといいでしょう。

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