5月 062011
 

※5月11日更新。記事の最後に他の方のレポを紹介しました。
※5月15日更新。同上。

以前にもお伝えしたエグゼ10周年記念の非公式大会「ちぷこんぼX」が5月4日、開催されました。私もしっかり参加してきましたので、行けなかったファンにその熱を分ける意味でもレポを書いておこうかと。なるべく対戦初心者にも優しく丁寧に書きます。しかし、長いです(笑

ちぷこんぼは主催者の方々が過去にも何回か行ってきた非公式大会に名付けられた名前ですが、エグゼ6以来、つまり、5年ぶりの開催となったようです。その5年ぶりのイベントに駆けつけたエグゼファンは主催者・観戦者を含め30人。会場収容員数の35人に迫る勢いの大盛況ぶりでした。これは嬉しい!エグゼ10周年を祝うに申し分ない実に熱いイベントでしたよ!

主催者のぴしさんとまじまさんもそれぞれレポ書いてますので、そちらもどうぞ。ぴしさんは対戦中心に、まじまさんはイベント中心にまとめられています。どちらにもトーナメント表の写真が掲載されています。

会場に着くまで

私は前日のプチオンリー「ホームタウン」に参加して、その後、みやぞーまん宅で翌日のちぷこんぼXに向けた合宿をして、そこから会場に足を運ぶって流れでした。参加メンバーは私とみやぞーまんの他、てつぼんさん、ぷらなりすさん、N2さん・・・とGO!さん・・・はずっと寝てたな。
とにかくですね、合宿が盛り上がりすぎて寝てません。朝の6時半ぐらいまでずっとてつぼんさんと対戦してしまいました。他の合宿メンバーも睡眠は短く、会場に向かう前に既にみんなヘトヘトの状態。こんな調子で大丈夫か?数年ぶりの対戦が楽しかったんですよぉ><

ちぷこんぼXの会場がほぼ私の地元(神奈川ですし)ということで、行き方は調べなくてもわかります。そこで、ちゃんと電車調べなかったために見積もりを誤り、若干の遅刻をしてしまいましたが、開催側も設営に時間がかかっていたので丁度いい時間に着きました。まあ、みんな疲れてたし、寝起きでだらだらするのは仕方ないけど、遅刻はダメですねw

イベント概要

ここで、簡単に大会の概要を確認します。詳しくは前に書いた紹介記事かぴしさんの告知記事を参照してもらうとして、エグゼ3とエグゼ6の大会になります。公式大会でも禁止されたバグ技の禁止が基本ルールです。大会の進行はトーナメント形式に従い、準決勝敗退者同士で3位決定戦枠もあります。優勝者から4位までの人は順に、参加者それぞれが持ち寄った賞品から好きなものを持って帰ります。みんな頑張って色んなレアアイテムが集まってましたw

個別のルールですが、エグゼ3はバランス崩壊要素のフォルダリターンを禁止し、あとはすべての参加者が平等に戦えるようイベント配信チップ(パンク、フォルテGS)が禁止にされました。
一方、エグゼ4~6は改造カードによる配信だったため、カードさえあれば今でも配信できます。よって、エグゼ6では配信チップ(ダブルビースト、グレイガ、ファルザー)は使用可としましたが、ファルザーを使う人は見られませんでした。まあ、グレイガの方が優遇されてるからな・・・。
そして、エグゼ6は改造カードによる強化が前提のルールだったのですが、急遽、改造オフでもやってみようということで、改造オフと改造オンの2部制になりました。但し、時間の都合もあり、改造オフクラスは抽選により4人まで絞り、初戦から準決勝!という小規模開催となりました。

とにかく全試合をみんなで楽しもうということか、試合は同時進行させず、全ての試合をスクリーンに映して(ゲームキューブのゲームボーイプレイヤー使用)、それを全員で観戦する形を取りました。また、主に主催者の6p4(ぴし)さんとのほそ(ののじ)さんが実況兼解説をして盛り上げるようにしていました。おかげで凄く楽しむことが出来ました。

イベント全体の流れは、次のような感じになりました。

エグゼ3の部

昼休み(昼食)

抽選会

エグゼ6改造オフの部

エグゼ6改造オンの部

ぐだぐだ残って好きなことやって自由解散

ちなみに、私は3つの大会全てに参加しました。以下、内容に入ります。

エグゼ3の部

さて、まずはエグゼ3の大会からです。おそらく、主催者の方々の一番の目的がこれの開催。
エグゼ3の大会は参加者が少なめと伺っていたのですが、主催側から3人参加しているということもあり、そんなに少ないとは思いませんでした。

当時のエグゼ3の対戦ってどんな感じ?

エグゼ3の対戦では対インビジ&ブレイク性能のフラッシュマン対地中&ブレイク性能のプラントマンが猛威を振るっていることで有名です。いつものことですが、エグゼは対戦を突き詰めていくと選択肢が無くなってきて、みんな同じ戦法となってしまうのが残念なところです。エグゼ3までは対戦におけるカットイン制(暗転チップに暗転チップで割り込む)は導入されておらず、最初の連打で勝ったもの勝ちとまで言われてました。
そこで、フラッシュマンやプラントマンだらけの大会になったらいやだなぁとは思っていたのですが、みんな色んな戦法を用意してくれた上に、それなりに戦えるよう調整してきた熟練者ばかりだったので、どの試合も非常に見応えのあるものでした。まあ、私はフラッシュマン&プラントマン&プラズマボールがメインだったけどな!(←鬼だ

私は準備に時間が割けず、合宿での調整も戦法を変えるところまでの余裕はなく、対戦の感覚や知識を取り戻す程度でした。戦法を変えるということはやはりそれなりに時間がかかることで、過去にネタ仕込んだことのなかった私は準備不十分で何年も前に作った悪魔のフォルダのほぼそのまま参加することになったのです。

印象に残った試合

意外だったのが、誰もポイズンファラオを使用しなかったこと。そんなに対策取ってる人はいなかったと思うんですけども、毒型も嫌われてるということなんでしょうかね?

一番面白いなと思ったのは、ののじさんのガッツマシンガンのみで倒す!ということにのみ賭けた戦法。プラントマンやデスマッチ2で相手を拘束してガッツマシンガンという男のロマンを感じさせる内容で、初戦からスチール負けして苦戦を強いられるも見事逆転して初戦突破したのが印象的でした。
2戦目に大地さんに負けてしまいますが、その大地さんは見事、優勝を飾られるのでした。

大地さんはとにかくレイニングゼリー(スチールゼリーのプログラムアドバンス)が印象に強かったです。「そういえば、そんなものあったなぁ!」と思い、確かに上手く当てられれば強力なPAであったことを思い出しました。そして、大地さんがこれまたお上手で、パネルスチールを駆使して上手く当たるようにするんですね。偶然にも対戦相手のスタイルがヒートだらけでしたので、ことごとく餌食になるのでした・・・エグゼ3であんな一発火力で勝負がつくなんて・・・。

なかなかハイレベルな試合が続く上、スクリーンを用いた本格的な大会であったために緊張感も走ります。その影響か、なかなか上手くいかなかったんですけど、バリアブルソードのコマンド技・エレメントソニック(4属性のソニックブームを飛ばす、無敵発生は4発目のみなので最大4ヒット)を狙う人も2人いました。1人は合宿で対戦しまくったてつぼんさんですね。もう1人はどなたか覚えてないです・・・。
よくあることですが、コマンド入力中に相手に暗転(使用中時間が止まる)チップを使われ、入力ミスした場面もありました。どこで出すかというタイミングがまた難しいんですね。

あとは、主催者のぴしさんがヤマトマンを当てる!というこれまた見たことない戦法。スチール負けしてはどうしようもないので、ルークを置いて取られないよう固め、じわじわと追い詰めて最後にヤマトマンで決める!という流れ。拘束にはティンパニーとグリーンロープだっけ?
ぴしさんのレポ見て知りましたが、ヤマトマンは最後の突きを当てなければ無敵発生しないようで、それを狙って連続でヤマトマンを当てます。それだけだと攻撃力不足なので序盤はデスマッチ3でじわじわ削ります。
予定してなかったのですが、せっかくなので、その場で3位決定戦を行うことが決定され、私とぴしさんは3位決定戦を争い、ぴしさんが見事3位を取って行きました。

で、私の戦績は・・・

はい、つまり、私は4位でした(ギリギリ賞品もらえた^^;)。ベタベタな戦法でしたので、その戦法の思惑通りに進んだ1回戦、2回戦は相手に何もさせず完封しました(←酷い)。会場からはうわあああ!と悲鳴が聞こえ、席に戻るとo.sさんから「ウィザまんさんの株が下がりました!」とお褒めにあずかりました!(褒めてない
3回戦目にてつぼんさんに敗れたときなんかも、主催から「悪は敗れた!」との実況が入り、会場をわかせていましたw
主催のぴしさんとまじまさんとは仲良くしているので冗談交じりで言われてますが、私の対戦の番が回ってきたときにも必ず絡んでくるので私は終始酷い扱われようでしたw

敗因はどちらもわかっているので書きますが、私が「まー、これでじゅうぶんだ」と終盤に手を抜いたことにあります。油断大敵ってやつです。

てつぼんさんはコードBで固めているため、ダブルヒーローや強化バブルマンを含んでいます。それをよく知っている筈なのに、バブルマンがまだ残っていることを忘れて同じ列に出ちゃったんですね。私は前のターンの先行入力で横移動が残っていて、次のターン開始時の連打に勝てず、バブルマンが直撃してデリートされました。スチール勝ちして、てつぼんさんを1マスまで追いやっていてこれはないです^^;
落ち着いてドリームオーラを剥がせば、あとはウッドのチャージショット(無強化)でも倒せたところまで追い込んでたんですけどねぇ・・・勝負は最後までどうなるかわからないですね!

ぴしさん戦は最初の引きがよかったので速攻ですぐに追い詰めましたが、途中で繋げ切ることができず、なんとか凌がれました。そこらへんはお互いに運ですね。で、快調だったため私が油断してプラズマボールを捨てまくったので、フォルダの底が尽き、最後は持久戦となったんですが、ヤマトマンの射程圏内に棒立ちしててやられましたwこれはひどいw

まあ、あのフォルダで優勝しちゃいけないと思っていたので、適度に負けてよかったんじゃないかなーと。てつぼんさんもぴしさんも凄く上手かったので、いい勝負ができました。ギリギリの戦いの方が見ていて楽しいですからね。会場は凄く盛り上がったと思ってます。
4位だったので賞品もらえましたが、みんながほしがりそうな派手めなものは遠慮して、ロックマン15周年ステッカーを頂きました。こんなのあったんですね!とこれも素直に嬉しいアイテムです。フォルテもいます!(重要)

昼休み

エグゼ3が白熱しすぎて、既に主催者陣は満足のご様子。まだ6あるよ!と心のなかで突っ込む。みんなも高密度の試合を見続けていたのでちょっと疲れた感はありましたがw

昼食

さて、昼食タイムです。本当は全員で同じ店で食べたかったのですが、人数が多すぎて無理っぽいので二手に分かれました。私の方はトンカツの店でした。軽く知らないエグゼファンの人とも交流しつつ、ヒレカツ丼食べました。めっちゃ美味かったです。まじまさんがレシート見に来たので、お決まりの冗談で「ごちそうさまです!」と言ったら即「いいよ!」と返ってきて思わず「えっ!?」と。まじまさんは今回の会場に使っている会議室のレンタル費用も一切負担されてます。イケメンですね!

抽選会

会場に戻ってからも暫く休憩は続き、わいわいと談笑してました。途中で抽選会も行われました(このタイミングだったよね?)。大会に参加しない人、4位以内に入れなかった人にもなにかグッズが当たるチャンスということで良い企画だったと思います。抽選会ではある方からの差し入れでもらったものを中心に配られていきました。そのため、ちぷこんぼXのポスター(?)には「ちょい公式」と書かれています。こういうつながりができるのが今の時代のいいところですね。
ある方からの差し入れが尽きた後は、各人が持ち寄った賞品から持ってきましたが、実はエグゼ3のポスターはエグゼ6で優勝したら貰おうかと思ってたので、ここで撒かれちゃってちょっとショックでした^^;
それでも、運良く私は伝説のデカオTシャツを手に入れることができました。多分、今後のエグゼに関連したイベントではガッツマン大好きなN2さんとペアルックになりますw

改造カード配信

対戦初心者ではありますが、ぷらなりすさんもしっかり準備してきて6の大会にエントリーしてました。しかし、改造カードを持っていなかったので、私のカードを貸すことにしていましたので、休憩時間内に配信しました。合宿中にやればよかったのに(
そしたら、気が付けば周りにわらわらと人が集まってくるではありませんか!私はエグゼ6については真面目に公式大会に出る準備をしていたこともあり、改造カードは頑張って集めていたんです。それでも、コンプには至りませんでしたが、大体の物は揃ってます。イベント配信チップのカードも殆どありました。なので、あちこちから「私にも使わせてください!」とお願いされて「いいよいいよー」と言ってたら物凄く混雑して^^;

私はブラックさんと3の対戦をしていて(別のフォルダにしたのですが相性が悪くボコボコにされました^^;)忙しかったので、あまり周りのこと見れてなかったんですが、みんなもっと落ち着いて行動してくださいな。私のカードファイルに戻されたカードは順番や向きがちょっと変わっていましたし、あの場に置いてあったGBAとカードeリーダー+は私のものじゃなく、持ち主が困惑していました。あのイベントに参加される方ですから信用してモラルについては心配してなかったんですが、マナーはもちっとなんとかしてくれると嬉しいです。

エグゼ6改造オフの部

希望者を募ってみたらそれなりに人数が集まったので、急遽、改造オフクラスの大会も開催されることに。フォルダ2が改造オフでしか通用しない内容だったため、私も参加希望してみました。参加希望者は9名集まったのですが、全試合をスクリーン上で行うという都合上、時間の問題もありますので、抽選で4人まで減らしました。私はこの日、とても運が良いようで、その4人の中に入ることができました。抽選なんてもの、人生で殆ど当たったためしがないんだけどな!

当時のエグゼ6の対戦ってどんな感じ?

エグゼ6の対戦ではグレイガ版のクロスが非常に優秀で、特にスラッシュクロスのチャージショットをメインに戦う戦法が当時、流行しました。突き詰めると、やはり戦法は偏ってしまうのです。スラッシュクロスはエリアスチール1枚で確実に当たる攻撃範囲を持ち、アタック5で160ダメージを誇ります。そして、相手の無敵時間が切れる前にチャージが完了するため、次の攻撃がすぐに間に合ってしまうんですね。ということで、スラッシュクロス対策でゴーレムパンチやグランドマンを入れることが公式大会では当たり前となっていました。あとはオーラ対策でテングマンとかも流行りましたが、暗転はカットインが怖いので私はフウジンラケット。

チャージショットで戦えるということは、その変身が継続する間はいつでもその攻撃が出せることを意味し、チップを防御に回すことができます。相手が何かやばい行動を取ってきたら防御チップ使えばいいのです。そういう選択肢が得られ、元々防御チップの強いゲームですから、チャージショットメインに戦う戦法が非常に戦いやすかったわけです。
エグゼ3~5ではチャージショットはほぼ使われなかったため(積極的に使われるのは対インビジ性能付きのサーチソウルのスコープガンぐらい?)、そこに意味付けしたのは良いのですが、割と極端でしたし、優秀なチャージショットがグレイガ版のクロスに集中してしまいました。スラッシュの他、エレキとキラーです。エレキもキラーも横1列貫通の攻撃範囲を持ち、チャージ時間もやはり短いです。キラークロスの方は対インビジ性能もありますが、その代わり、使用時の硬直が長いです。とはいえ、相手が焦って横に移動して2発当たってくれることもあるので、そこも気をつけねばなりません。
また、キラービーストの無属性チップチャージ攻撃も対インビジでほぼ回避不能という鬼性能なので、最も使われるクロスビーストです。

そういうわけで、グレイガ版ではフォルダ構成はほとんど防御チップや要注意クロス剥がしのチップを仕込み、攻撃チップは最低限というパターンになりがちです。メガはとりあえず、ダブルビースト入れとけ、ギガはグレイガかカーネルフォースが定番といった感じですね。ファルザー版の戦い方を誰か教えてください。可哀想過ぎる。

改造カードオフの事情はよくわかりませんが、オンであればマヒやバブルによる拘束などが怖いので、ステータスガード(状態異常無効)を付けることが当たり前でした。通称ステガってやつですね。ステガはアゾマータ、プラネットマン、ジャンゴあたりの改造カードで付けられますが、内容的にはプラネットマンがデメリットも少なくお得です。

印象に残った試合

すいません、特にry

当初、予定してなかった改造オフクラスは他のみんなも準備しきれてない感じでした。私も3と同様、6もちゃんと調整できてませんので、5年前に作ったフォルダのほぼそのままです。

で、私の戦績は・・・

優勝しちゃいました!テヘッ☆

改造オフでしか通用しないフォルダと先に書きましたが、それは何なのかというと・・・まあ、ハメですよ^^;(またか
しかし、ちゃんと練れてないので詰めは甘い方です。改造オンですと、ステータスガードがほぼ前提なので、マヒやバブルを狙いに行くと破綻するのです。改造オフであれば、トマホーククロスのステータスガードに気をつければいいですが、対策チップはブラストマンしか入れてません・・・が、まあ、グレイガ版ならヒートクロスのチャージショットで十分と思います。どちらかというと、ブラストマンはビートサポート(メガ以上のチップを一度だけ無効化)に食わせるための囮です。ダブルビーストを無駄にしたくないので他にもメガを入れたいわけです。
フラッシュボムを投げて、破壊しようと移動してるところにバブルスター当ててバブルにして、時間差攻撃となるフラッシュボムの爆発がバブル状態の相手に2倍ダメージで通ってマヒになります。あるいは、バブルスターからのエレキパルス1です。どれもコードSでまとまるのでフォルダ作っちゃおうか!というのがそもそもの始まりだと思います。
どれも単体での威力は低いけど、バブルでの2倍もあり、改造オフクラスではHPあまり上げられないので地味に痛いです。

・・・まあ、調整不足ですし、そんなに上手くいかず。そもそもこの戦法は拘束が途切れるとダメなんですが、それが難しい。3ほど簡単にはいきません。それに、沢山チップ抱えてても、そこにドリームオーラが来るだけで手持ち分が全てパァです。結局のところ、チャージショットや強力なメガ・ギガに助けられてます。スラッシュクロスはゴーレムパンチが怖いのでエレキクロスを使います。バブルスターにチャージショットが間に合えばいいなとも思ってたけど実際どうだったっけ?

ジロウさんが相手の決勝では、強化スーパーバルカンにマヒプラス付けたものをモロに食らいまして、これは負けたと思ったのですが、なんとか生き延び、相手のチップもそこまでだったようで追撃はなく、マヒが解けた後すぐにダブルポイント→カーネルフォースでの決着となりました。どっちが勝ってもおかしくない展開でしたね。

優勝賞品としてはパッケージのフォルテが目に入ったので、エグゼ3の頃までやってたカードゲームのスターターセット2を頂きました。このカードゲームは書き下ろしイラストが多いということでファンにも人気の高かった商品ですが、当時の私はそこまでお金出す余裕なかったもので・・・今すごく集めたいシロモノでもあります。オフィシャルコンプリートワークスにも載ってないイラストも多々あります。

エグゼ6改造オンの部

続けて改造オンのクラス。午後のメインです。参加者も一番多かったですね。改造オンの事情としてはオフのところで述べましたように、ステガが前提ですが、前提ならばもはや状態異常を狙う構成は誰も使わないんですよ。ということで、ステガをばっさり切ってその分浮いた容量を自由に使った方も多かったんじゃないでしょうか。HP2000超の人が多かったのはそのためと見てます。

エグゼの公式大会ってどんな感じ?

6の公式大会で流行った戦法はもう話しましたので、全体の話。これは流星シリーズの大会にも言えることです。
公式大会は決められた時間内に行われる予選と、そこから選び抜かれた者によるステージ上で行われる決勝で構成されます(一番最後に行われる全国大会では決勝トーナメントもあります)。この性質上、予選で時間内に沢山勝ちを取れる戦法、つまり、速攻型でないと決勝に上がれないという事実がありました。

エグゼシリーズ全てかどうかはわかりませんが、とりあえず、6の話であれば、参加者はまず始めにチケットを3枚ほどもらいます。対戦して勝つと相手から1枚奪え、負けると1枚奪われるシステムです。チケットがなくなったら退場。予選終了時にチケット枚数が多い人から決勝進出ということです。
ちなみに流星の場合は、スタンプカードを始めにもらい、そこに勝ちスタンプと負けスタンプを押すことで勝ち数と負け数がカウントされます。これによって途中退場がなくなりました。勝ち数が同じ人が複数いる場合は負け数も比べるといった感じです。
エグゼも流星も決勝進出候補が多い場合、その人達で追加試合を行って最終的に決定します。

一度、地方大会で優勝して、全国大会に参加する場合は、時間制限のない決勝トーナメントから出場できますので、時間にとらわれない自由な戦法で挑むことが出来るというアドバンテージがありました。エグゼって待ち型が強いのですが、それが予選だと通用しなかったということで、この差は結構大きいです。

今回の非公式大会は時間に縛られていませんので、それだけ多様な戦法が活躍することができました。公式大会では絶対に見られない名試合だらけでした(公式大会がつまらないという意味ではないです)。

印象に残った試合

エグゼ3がチップの多様さによる戦略の幅の広さであるなら、エグゼ6は改造カードの多様さによる戦略の幅の広さになります。・・・まあ、それにしてもチャージショットが強すぎる感は否めないんですが、改造カードがあるのでチャージショットに変化を持たせた戦法が多かったですね。

クロスのチャージショットに頼らず、カカジーの改造カードによってチャージショットをドールサンダーにした人が2人ぐらい?いて、ダークロックマンの改造カードによってチャージショットをダークソードにしてる人が2人でした。後者はブラックさんとてつぼんさん。
余談ですが、ブラックさんとは長い付き合いです。私のブログ経由で本大会を知ったということで、お強い方を引き込めて良かったなと思ってます。会ったのも久々ですし。

そして、ビギナーズラックというか、元々才能がおありなのか、対戦初心者のぷらなりすさん(真のイケメン)が初戦でてつぼんさんを負かすのは衝撃でした。
内容は移動時のパネルへ半壊ダメージバグを利用して動きまわる、あるいはBボタンでのクラックシュートか単にデスマッチ2で自陣のパネルを穴だらけにした上でのカモンスネーク。カモンスネーク戦法が6で見られるのは斬新だったと思われます。3ではそれなりに流行ったと思うんですけどね。
移動パネル半壊バグですが、どうも半壊ダメージの確率が低くてなかなかパネル壊すのに苦労し、全パネル破壊はなかなか厳しいという欠陥を抱えています。合宿中にダメじゃんこれ!と言っていたことをよく覚えてますが、私は合宿で対戦はてつぼんさんとしかしなかったのですよ。なので、大会が初見だったのですが、なんか強いじゃないですかw
2戦目のみやぞーまんに負けますが、実は相性が良くて勝てそうだったんですが、最後に逆転されまして、みやぞーまんが頑張って勝ちました。

みやぞーまん(宮臓さん)の戦法もなかなか忙しく独特のものです。チャージショットをクサムラシードにし、とにかく相手エリアをクサムラにして炎属性2倍を狙うフォルダです。B+←でメテオも仕込んでいて、メテオばら撒きもします。メテオの威力は30らしいので、クサムラで倍になっても60ダメージ。当たってもあまり痛くないですが、蓄積すれば痛いので普通に避けます。ていうか、普通に避けられますので、主力にはなりません。でも、見た目には面白い!
で、ぷらなりすさんがみやぞーまんと相性がいい、言い換えると、みやぞーまんがぷらなりすさんと相性が悪い理由ですが、みやぞーまんがクサムラパネルを作る→ぷらなりすさんが動きまくってパネルを破壊し尽くすというわけです。段々慣れてくると、クサムラシードを投げる→落下地点をクラックシュート→クサムラシードは穴では発動できない!の繰り返しになり、もう腹が痛いぐらい笑ったww誰がこんな面白い組み合わせを想像できただろうかww
しかし、最後まで何が起こるかわからないのがまた面白いですね。クサムラパネル上でブラストマンSPがヒットしたんだっけな?1発で形勢逆転し、残りHPわずかのぷらなりすさんにメテオの雨が降り注ぐ!あれもニヤニヤが止まらなかったww
最終的にメテオが当たり、勝負ありです。多分、これが6で一番見どころのある試合だったんじゃないかな?w

他にはスラッシュクロスでチャージショットではなく、チップチャージでエンゲツクナイやバリアブル飛ばしてくる人も(改造オフクラスの方だったかもしれない)。私が相手して勝ったのですが、終盤に飛んできたムラマサブレードに当たっていたら負けてたかもしれません。怖いよwなんて危ないもの飛ばすんだww

で、私の戦績は・・・

また優勝しちゃいました!テヘヘッ☆

エグゼ3が前日準備しかしてないために新しい戦法を試せなかったわけですが、それはエグゼ6についても同じで・・・えぇ、チャージショットが火力となる戦法です。つまんない人ですいません^^;;;;
元々はスラッシュクロス主体のフォルダですが、改造オフと同様、やはりゴーレムパンチが怖いのでエレキクロス主体で。時間制限がないので慌てる必要がなく、じっくり戦うことができました。ヘビーゲージって嫌らしいね!クイックゲージで上書きされない限り、そのバトル中ずっと続くからね!
攻撃チップはやはりダブルビーストとグレイガに任せてあります。キラーマン、ブラストマンは当たればいいや的なところだったり、ビートサポート用の餌だったり。
エレキクロスで基本的に問題なく、相手の行動を読んでチャージショット撃てば半分以上は当たります。何かしら都合が悪くなれば、キラーにチェンジ。余裕があればスラッシュに。後半で追い詰められたとき、キラークロスであればキラービーストになってしまえと思っているので、キラークロスはなるべく後回しにしていました。
その後、本当にやばいときはビーストオーバーで1ターン凌ぎ。そういえば、オフの決勝もそんな感じだったっけ?お互いにビーストオーバーする場面がどこかであったような・・・「ですよねーw」ってみんなで笑ってた。あの空気は好きだなぁ。

改造オンの決勝ではあのネタ臭溢れる戦法のみやぞーまんが決勝まで勝ち抜き、戦うことになりました。私のフォルダにはパネル変化系のチップは一切ありません。エアシューズとフロートシューズを装備しているので必要ないという判断です。サンクチュアリもエリア奪われたら嫌だし、コード合わないから邪魔だし、特に必要ではないなということで入れてない。とすると、ステガのために入れたプラネットマンの改造カードによるBボタンクラックシュート以外にクサムラパネルを潰す方法がないのです。チャージショット主体ということもあるし、ちょっと相性よくないなー、と一瞬思うじゃん?思うじゃん?
対戦が始まって、最初のカスタム画面でまずクロス選択画面開くじゃないですか。そしたら、ヒートクロスがあるじゃないですか。実はみやぞーまんの改造カードの構成だとウッドボディになるんですよ。クロス使うとクサムラシードが使えなくなって火力不足に陥るのでクロスなしのまま戦うのは分かってます。そして、奇しくもエリアは最初からクサムラ。・・・焼いちゃえww
この日、初めて登場したヒートクロス。その意味にすぐに気付いた会場は爆笑ww みやぞーまんの悲鳴が聞こえた気がしますw
開幕直後にエリアスチール、みやぞーまんがスチールパニシュするも既に私は最前列。ファーストバリア100装備により、私にダメージは通らず侵攻を防げず。これでクサムラシードの範囲外になりました。あとはヘビーゲージ使ってひたすらチャージショットを当てまくる。まさかの1ターン目にタンゴサポート発動という超スピードな展開に。次のターン、ヒートクロスを剥がそうとアクアマンをカットインで仕込んできますが、更にカットインでインビジブル。また会場は大ウケ。1ターン目が酷すぎて、そのまま押し切る形になりました。みやぞーまんの戦法は実はグレイガ版との相性が最悪っていう結論でしたwごめん、楽しかったw

優勝賞品としては改造カードの束を選んでみました。持ってないやつあるだろこれ!ってことで。実際、そこそこ含まれていて、良い収穫となりました。これからまた集めるのは大変ですからねぇ・・・。余った改造カードは欲しい人がいればあげるというふうにしてました。

どうでもいいけど

あぁ、そうそう、主催者が身内ネタで私をいじくり回すもんだから、他の人にはなかなか伝わってなかったと思うんだけども、6の時やたら私が「サモンビーストさん」って言われていたのは、4月29日の春ロックで集まって、デニーズで食事してエグゼ6の対戦をしていたときのネタです。6ってフォルダ名を自由に変えられるんですよ。で、フォルダ1が「サモンビースト」、フォルダ2が「カオスナイトメア」ってなってて、元ネタが通じなかったので、「うわぁ・・・この人、痛い人だ」という目で見られたことに始まります^^;
サモンビーストはエグゼ6でフォルテBXが使ってくるグレイガあるいはファルザー(バージョンによる)の頭から繰り出す必殺技で、カオスナイトメアはエグゼ5のフォルテSP・XXの必殺技です(こちらは配信チップ・ロードオブカオスにも採用されてます)、って説明したんだけどね。私はただのフォルテ好きだ!痛くない、痛くないぞ!

なのに、フォルダチェックでスクリーンに映した時、会場が爆笑の渦に包まれたぞ!何故だ!

その後、ぐだぐだ

これで全ての予定が終了しました。会場を使える時間はまだまだ余っており、自由解散として、各自自由に対戦するなり、OSSでロクコロやるなり、流星の対戦やるなり、お絵かきするなり、ロックマン1やるなり、パタポンやるなり・・・!?
いや、ほんとはガチャフォースやりたかったんですが、私が中身確認せずにケースだけ持ってっちゃって、肝心のディスクがWiiの中に置き去りだったのでどうしようもなかった・・・アレだけ人いたんだから絶対盛り上がったのになー。ほんと申し訳ねーです。
持ち込み賞品もかなり余ってたのでそれを分けてたりとかもしましたね。私はここでエグゼ4の「グランプリパワー」を配信するカードをもらいました。私からも「ダブルビースト」配信カード2枚出したけど、欲しい人の手に渡ったかな?

合宿からの流れでほぼ寝てない(電車の中で20分ほど寝た?)私はもう意識保つのが精一杯で対戦気分じゃなかったので、基本的にはお絵かきして精神維持。改造カードのお裾分けとかもここでやってましたね。
あとは、ホームタウンにも持ち込んだコロコロコミックおよび小学3年生にかつて付属した小冊子に掲載されているエグゼ漫画を他のファンに見せてみたり。やっぱり見られなかった人多いんだなぁと実感。フォルテとセレナードの話はみんなよく食いつきますね。エグゼ3を遊ぶに当たってあれは読んでおきたい漫画だと思っています。

そんな感じでそれぞれのエグゼファンが思い思いのことやって楽しんでいる時間もあっという間に過ぎ、20時を過ぎました。千葉勢には結構やばい時間ですし、主催側は片付けもあるのでここで解散。主催者側にも千葉勢が多かった気がするんですが、やっぱ終電逃してどっか泊まってったそうですw
解散後、みんなで御飯食べる体力もないので大人しく帰りました。休憩時間に積極的に声をかけてくださったぽけますさんと家路が同じ方向ということで色々お話させていただきましたが、もう最後死んでましたよね、私。何回意識飛んだかわからないし、自分で喋りながら何言ってるのかわかんなくて呂律が回ってるのかすら・・・これは危険w
無事、帰れて、Twitterで沢山のお返事を頂いたので、ご飯食べた後に返事出そうと思ったら、返事出す前に果てて15時間ぐらい爆睡してしまったのでした。そして、サークルの勉強会をすっぽかすことになり、飲み会から参加という話につながっていくのさ・・・こうして私のせわしないGWが終わったのでした。

全体の感想

ちぷこんぼX、楽しくないはずがない!とは思ってましたけど、想像以上に楽しいどころかこんなに楽しいイベントがこの世にどれだけあるのか!人生でどのぐらい経験できるのか!ってぐらい楽しかったし、楽しさの密度も高かったです。大会参加者が割と熟練者が多くて魅せてくれたので、ずっと見てても飽きなかったですね。白熱のいい勝負の連続でしたから、観戦者も大いに楽しめたことでしょう。

また次回もあるのであれば是非とも参加したいですね。そして、ちゃんと準備したいw

他の人が書いたレポ

5月11日、15日追記。他の参加者もレポ書かれてましたのでご紹介。既に紹介済みの主催者(ぴしさん、まじまさん)も再び紹介。

 ・ぴしさん
 ・まじまさん
 ・ぷらなりすさん
 ・さとりん
 ・ぽけますさん
 ・波導アイルさん

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